ママの中には噂話や悪口が好きな人がいます。噂話や悪口が好きなママの周りには、似たママ友が集まってきます。

そのようなママ友が周りにいた場合、どうすればよいでしょうか?

ママ友トラブルに巻き込まれないための心構えを簡単に説明していきます。

こんなママ友はイヤ

ママは子育てに追われて多忙な時期に、ママ友トラブルまで抱え込むのは大変なことです。できることなら避けたいものです。

そこで、どうすればママ友トラブルを避けることができるのかについて、考えていきたいと思います。

ママ友トラブルを避けるためには、ママたちがどのようなママ友にNGを出しているのかを知ることが大切です。

ママ友が違和感を覚えるママの性格や行動についての調査結果が、下記の図表の通りです。

こんなママ友はイヤだと思うこと

イヤだと思う内容 割合
噂話・悪口を言う 19.7%
自分勝手・気まま 15.1%
プライバシーに介入する 14.7%
無神経・非常識・図々しい 9.3%
他の子が悪い・自分の子が正しい 7.9%
自慢話ばかりする 6.5%
下品・下ネタ 5.7%
派閥を作る 5.7%
嫌な人はいない 3.2%
おしゃべり 2.9%
宗教の勧誘・セールスをする 2.9%
嘘つき 2.5%
その他 19.4%



調査の結果、「噂話・悪口を言う」が、堂々の1位でした。

さまざまな項目がある中で、噂話・悪口を言うということが最もママ友の性格や行動について、嫌なことだと分かりました。

ポイント

ママ友が一番イヤだと思っていることは、陰で噂話や悪口を言われることです。

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噂話や悪口好きなママには近づかない

ママの中には噂話や悪口が好きで、何かというと、その場にいない人の話をしたがるママがいます。

そして往々にして、そのようなママの周りには、似たようなタイプのママが集まるものです。これはママ友の世界だけに言えることではありません。

こうした傾向のあるママやグループには、たとえ一見感じがよく付き合いやすそうなママやグループに見えたとしても、どうしても近寄らざるを得ない場合を除いては、挨拶程度の付き合いにしておいた方が無難です。

近くにいれば目に付きやすく、いつ噂話や悪口の標的にされてしまうかわかりません。このようなタイプのママは、自分より目立ったり、子供が優秀だったり、生活水準が高いママのことが気になりがちです。

そしてそのようなママのことを面白くないと思っていたところに、他のママたちが、そのママや子供のことを誉めたりすると、妬みから敵対心をあらわにする場合があります。

ママたちの中には内心では噂話や悪口には同意できないと思っていても、話を合わせておかなければいけないと思うことがあるようです。

次は自分が標的になるという恐怖心から、悪口に同意したり、一緒になって噂話や悪口を言って、それを広めるママたちが出てくるのです。

体験談/ボスママに睨まれないようにする

ママ友①

うちの幼稚園には、見るからにボスという感じのママがいて、その人の周りには取り巻きのママたちがくっついています。

その人たちの近くを通ると、私の事を上から下までじっと見るので、どきっとします。ボスママに睨まれず、ママ友トラブルにならないように、そのグループ以外のママの中に紛れるようにしています。

毎日、子供がそのママたちの子供と喧嘩しないように祈っています。(20代、幼稚園児のママ)

体験談/とても良い人達に見えたのに

ママ友②

子供が幼稚園に入ってから、今まで生きてきた中で経験したことのない超最悪の人間関係を経験しました。

最初、ママたちはとても良い人達に見えたのに、裏では悪口と噂話ばかりです。何の恨みもありませんが、ボスママが嫌っているママには近寄らないようにしています。

トラブルにならないように、みんな自分の保身をしています。(20代、幼稚園児のママ)

ポイント

噂話や悪口が好きなママには近寄らないことです。どうしても近寄らざるを得ない場合は、挨拶程度にしてください。

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噂話や悪口に相槌を打たない

ママ友の世界では、他のママの話している噂話や悪口にちょっと頷いただけでも、「◯◯さんも言ったわよね」と共犯者になってしまうことがあります。

それどころか、「◯◯さんが言っていたんだけどね」と、噂話・悪口の発信源になってしまうことさえあります。

たとえ、他のママが噂話や悪口を言っている場に居合わせたとしても、相槌を打ったり、同意をせず、聞いてしまった事はすぐに忘れ、口外しないように心がけていきたいものです。

噂話や悪口を好む人は、あなたのいないところでは、あなたの噂話や悪口を言っているものです。噂話・悪口は、そのようなママたちにとっては、ストレスの解消になるからです。

またそのようなママたちは、噂話や悪口に同意してくれる人を探しています。そして「あなたの言う通り、ヒドイ人よね」と言ってもらうことにより、仲間意識を強めていくのです。

人の噂話や悪口に対して、同意を求められたときは、はぐらかすことが賢明です。聞き手の反応が薄いと、同意を求めて噂話や悪口を言っている側は、話し甲斐がなくなるからです。

また、「ここだけの話だけど」「誰にも言わないで」というママには注意が必要です。

体験談/グループ内での人間関係に悩むママ

ママ友③

幼稚園のママ友5人でグループになり、仲良くしていました。でも最近1人のママ友が、他の1人のママ友の悪口を言うようになりました。

1人は神経質、もう1人は大雑把な性格なので、神経質なママからすると、もう1人のママが気に触れるのかもしれません。しかし、私はどちらともうまくやっていきたいです。

私が困っているのは、神経質なママの悪口を聞かなければいけないことです。最近では神経質なママは4人だけで会いましょうと言って、大雑把なママの仲間から外そうとしています。

他のママたちも一緒に悪口を言っていますが、私は1人を仲間外れにするなんて気が進みません。トラブルになりそうで、どうしたらよいか困っています。(30代、幼稚園児のママ)

体験談/グループ内で内輪もめ

ママ友④

悪口が好きなママ友グループは、一見仲が良さそうに見えても、影ではお互いに悪口や噂話を言い合っています。

グループに入っているからといって、トラブルにならないとは限らないみたいです。安心できないです。(20代、幼稚園児のママ)

ポイント

噂話や悪口に対して同意はせず、はぐらかすことが賢明です。

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悪口は言わない

理由がどうであれ、自分の子供が他の子供にいじめられたり、仲間外れにされたりすれば、親としてはその子供や親のことを非難したくなるものです。

しかし、感情に流されて行動してしまうと、その場ではスッキリしても、長い目で見れば後悔することにもなりかねません。

これは実際にあった話ですが、一流中学校に合格した息子さんがご自慢で、息子さんの言う事は全て信じているボスママがいました。

そのママは、他の子供から息子さんが「今日の洋服似合ってないね」と言われたことに腹を立て、「あの子がひどいこと言うので、うちの息子はすごく傷ついてます」と言ってまわったらしいです。

しかし、他のママたちは冷やかに、その悪口を聞いていたそうです。なぜならば、そのママの子供は、他の子供が傷つくようなことを平気で言うことで有名だったからです。

受験に失敗し、不本意な学校に行かざるをえなくなった子供に「よくあんな偏差値の低い学校に行くわね」と馬鹿にしたという話は皆に知れ渡っています。知らぬは親ばかりだったようです。

悪口を言うことは人を傷付けるだけではなく、あなた自身の品格も傷つけてしまうのではないかと思います。悪口好きな人を反面教師にしてください。

体験談/嫌いなママの悪口に同意してしまったら

ママ友⑤

うちの子供は保育園に通っています。保育園にはママ友のトラブルなんてないと思っていましたが、私はママ友とのトラブルに巻き込まれ、苦しくて胃に穴が開きそうなくらいです。

送迎の時に会うママが、私の大嫌いなママの悪口を言い出したので、つい「そういうとこあるわね」と言ってしまいました。

それまで人の悪口は言わないように気をつけて、トラブルにならないようにしていたのですが、そのママには日ごろから目に余るものがあったので、つい言ってしまったのです。

最初に言ったのは私では無いのに、私が悪口を言いふらしているということにされてしまいました。

相手のママには無視されるし、他のママたちからも私とは関わりたくないという空気を感じます。(20代、保育園児のママ)

ポイント

悪口を言ってその場ではスッキリしても、後々後悔することになります。悪口はあなた自身の品格も傷つけてしまいます。