ママ友グループの中で自慢したい・目立ちたいという気持ちは分かります。
しかし自慢したり目立つことをすると、かえってママ友グループから避けられることがあります。
それでは何故、自慢したり目立つことをすると避けられるのでしょうか?
簡単に説明していきます。
自慢・目立つママを話題にして鬱憤を晴らす
毎日が退屈でどこかに面白い話はないかと話の話題を探しているママたちにとって、自慢するママや目立つママは格好の標的になってしまいがちです。
だからといって、自慢したい目立ちたいという気持ちや、自慢すること目立つこと自体が悪いというわけではありません。
しかし、魅力的な人や能力のある人、財力のある人などを妬むママや自分と違う価値観や趣味などを持つ人を受け入れられないママたちもいます。
そんなママたちは、自慢するママや目立つママを話題にすることで、鬱憤を晴らすこともあるようです。
また鬱憤を晴らすだけでなく、自分たちのグループから避けるようになる、つまり自慢するママや目立つママはママ友グループから避けられるというわけです。
特にボスママ自身が自慢すること、目立つことが好きな場合は、自分より目立つ存在は目障りでしかありません。
だからそんな対象になるママは避けられるわけです。そしてボスママと共通の敵を作っておけば、自分に注目が集まらずに済むと思っているママたちにとっても、自慢するママや目立つママは避けられる対象になるわけです。
もともと集団の中で生きてきた私たちには、他の人と同じでないと不安を感じ、周りの人の考え方や行動に合わせてしまう習性があると言われています。
特に農耕民族であった日本人は、同じ時期に田植えや稲刈りをするなど、皆で助け合って生きてきましたので、そうした傾向がより強いと考えられます。
「周囲の人と同じでいたい」「自分だけ人と違うのはイヤだ」「多くの人が考えていることが正しいこと」などと思う人が多いため、自慢する人や目立つ人がいると、集団圧力をかけて多数の人と同じ行動をとるように働きかけ、それでもその人が従わないとグループから避けられるようになるということです。
目立つ人や人と違う人を避けるようになるママ友たちの行動は、グループを固めるための悪しき習性なのかもしれません。
一方で、私たちが人の目を気にしたり、人からの評価を気にするのも、元々は人から嫌われてグループから避けられるようになるのが怖かったからだと言われています。
ポイント
自慢したり目立った行動をすると、ママ友グループから避けられる対象になりやすいです。
避けられないためには目立つのはほどほどに
「陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは、相手の課題なのだから」という名言があります。
あなたに向けられる敵意を無視できる強さがあなたにあれば、何も恐れることありません。
しかし、自分はそれほど強い人間ではない思われるのであれば、自慢することや目立つことは、言動でも行動でもほどほどにしておかれるほうが賢明です。
体験談/小さなことが陰口の原因に

あるお母さんから幼稚園で自己紹介をするときに、他のお母さんたちに覚えて欲しかったのか、「私は帰国子女で英語は話せるのですが、日本語が苦手なので、何かあったら助けてください」と挨拶をしました。
その時からボスママは、そのお母さんを陰で「帰国子女」と呼び、英語ができるって自慢したかったんだと陰口を叩いています。
そのお母さんは、今でもそのボスママのママ友グループからは避けられています。(20代、幼稚園児のママ)
体験談/ファッションが目立つママ

子供の通う幼稚園は地味な幼稚園なのに、1人のママだけは毎日私立の有名幼稚園のママのような格好をして子供を送ってきます。
他のママたちは場違いだと思って見ているのですが、本人は自分が素敵だから見られていると思っているようです。
早速、ボスママのグループが目をつけ、七五三に行く時の洋服みたいだからって、そのママに「七五三」というあだ名をつけて、バカにしています。そのママのファッションは、ボスママたちの毎日の話題になっているようです。
そしてそのママは、ボスママのグループからすでに避けられるようになりました。(20代、幼稚園児のママ)
体験談/ボスママの関心が他のママに集中するように

幼稚園の同じクラスには、すごく気が強くて怖がられているママがいます。その人に睨まれないように、他のママたちは気を使っています。
怖がられているママの近くにいる1人のママは、クラスで1番綺麗なママのことを非常に誉めまくります。一流会社にお勤めの旦那のことまで持ち出すので、そのママに憧れているのかと最初は思っていました。
しかし、他のママが言うには、気の強いママの関心が綺麗なママに集中するようにわざと誉めまくっているのだそうです。自分が避けられないようにするためだそうです。(30代、幼稚園児のママ)
ポイント
ママ友グループから避けられたくないのであれば、自慢や目立った言動や行動は、ほどほどにしてください。