何気なく言った言葉でも、周りのママ友には自慢話に聞こえることがあります。

逆に分かっていてもママ友へ自慢話をする人もいます。

それでは自慢話をされた時の対処法はあるのでしょうか?

簡単に説明していきます。

自慢話をされたら不愉快になるのは当然

「人の不幸は蜜の味」という言葉がありますが、現在の自分や家族や生活などに満足していないために、他人の幸せを素直に喜べない人がいるようです。

話している本人にとっては、最近あった出来事を話しているつもりでも、聞く側の心理状態や環境次第では、自慢話ととられてしまうことがあります。

LINEでランチや旅行に行ったことを報告しあっているママ友たちのやりとりを見るだけで、不愉快な気分になるという人もいます。あなたの話を相手のママ友が素直に受け取り、他言しなければ問題はないはずです。

しかし、他言をしてしまったばっかりに、話に尾ひれがついて大きな自慢話となって広がっていく恐れもあるわけです。

例えば、ある有名大学出身のママは、その有名大学出身であることを子供が小学校に入学したときに、他のママにしゃべったそうです。

そんなことをじゃべったためにPTA会長に推薦されたり、偉そうにしていると陰口を叩かれたそうです。

また、反対に誰も寄ってこなくなったりしたこともあるようです。すべての学歴のあるママたちが、このような自慢話をするわけではないでしょうが、黙っていることができず話す必要のない事まで話して、他のママ友たちによって自慢話として広められた場合もあります。

ポイント

ついうっかり喋ったことでも、ママ友たちの間で話に尾ひれがついて、自慢話として広まっていくことがあります。

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ママ友の自慢話への対処法は?

誰しもがママ友との会話中に、「自慢されているのではないか」と感じることがあると思います。

そこで、そのママ友に対して自慢話で対抗したくなる気持ちもわかりますが、それをするとトラブルが起こると考えられます。

しかも自慢話をしているママ友に向かって、こちらも自慢話で返すとか、他人の自慢話と比較をして言い返すのはいけません。さらに、その自慢話よりも自分の方がよく知っていると語るのは、絶対にしてはいけません。

なぜならば、そのママ友が興奮して、お互いに自慢合戦になる恐れがあるからです。そんなことをすれば、そのママ友との関係に影響が出て、悪くなればもう二度と顔を合わせたくないというトラブルまで発展するかもしれません。

ママ友の自慢話の対処法としては、どんなことがあっても聞き手に回るのが1番です。

自分は聞き手に回り、相手の話に相槌を打ち、時折やんわりと話を挟んでみるのが良いでしょう。そうすれば、信頼関係も崩れることなく、相手のママ友にとっては良い印象として記憶に残ります。

自慢話の聞き手に回ることは少々、心苦しいことかもしれませんが、この対処法では何よりトラブルにはなりません。

そして自分でできる対処法としては、こちらからは自慢話をしないということを心がけてください。自分がママ友からされて嫌だと思うことをしないということです。

体験談/何気なく言った一言が

ママ友①

私が海外ブランドのバックを持っていると、あるママ友が「それ買ったの?」と聞いてきたので、何気なく「母親が買ってくれた」と答えると、一瞬ママ友の顔が引きつったのがわかりました。

その時から私は実家が裕福のお嬢様という噂が流され、何かあると他のママからも「あなた、お嬢様だから」と嫌味たっぷりに言われます。

私は自慢話をするつもりはなかったのですが、母親が買ってくれたと言ってしまった事を後悔しています。(30代、幼稚園児のママ)

体験談/ボスママの気分を悪くしないように

ママ友②

ボスママに誘われて、幼稚園のママたちと百貨店のバーゲンに行きました。そのうちの1人のママは、その場でほとんど買い物をしませんでした。

彼女の好みの洋服がたくさんあったし、私と二人で行くときは、たくさん買うのにどうしたのだろうと思っていました。すると次の日に、そのママがそのお店の大きな袋をもって帰ってくるのを見かけました。

おそらく、ボスママの前でたくさん買って、ボスママの希望を悪くするのを恐れて一緒の時は買わなかったのだと思いました。

そこまで気を使わなければいけないのかと、彼女の対処法に感心しました。(20代、幼稚園児のママ)

体験談/習い事に行くのも大変

ママ友③

マンションの踊り場で、うちの子供と同い年の幼稚園の子どもたちが毎日遊んでいます。うちの子供は、将来バイオリニストになりたいと言っているので、バイオリンを習いに行っています。

ある日、子供を遊ばせているママの1人から「いつも忙しそうね。バイオリンもいいけど遊ぶのも大切よ。有名な先生を見つけて遠くまで行ってらっしゃるんですってね。うちはバイオリンよりも遊びを優先しているの」と、ひどい事を言われました。

他のママたちも私たち親子を遠巻きに見ているような感じがしました。

それからはバイオリンに行くときは、みんなに会わないように幼稚園から帰ると、すぐ着替えとおやつを持って車に乗り込み、車の中で着替えをさせて、おやつを食べさせています。

帰りもみんなが食事の支度のため、解散してから帰るようにしています。

自分は一体何をしているのか、みんなは自分たち親子のことをどう思っているのか、こんな対処法でいいのかと思い悲しくなります。(30代、幼稚園児のママ)

ポイント

ママ友の自慢話の対処法は、聞き手に回ることです。そして自分からは絶対に自慢話をしないことです。