ママ友と気を使いながらうまくやってきたつもりでも、知らないうちに仲間はずれにされることがあります。
それでは、ママ友から仲間はずれにされる理由は何が考えられるでしょうか?
簡単に説明していきます。
時間や約束を破ると仲間はずれ
やむを得ない場合を除いて、幼稚園や学校の集まりや送迎などに遅れない事は、ママ友同士のお付き合いの基本です。
遅れるのはもちろんのこと、ぎりぎりに到着することも人の目を引き、ルーズな人という印象を与えてしまいがちです。
誘いを断ったり約束をキャンセルしなくてはいけなくなったときには、できるだけ早く連絡をし、真摯に謝らないとママ友たちの怒りをかってしまうこともあります。
ドタキャンが最悪なのは言うまでもありません。そのような場合は、ママ友グループから仲間はずれにされることがあります。
ママ友だけではなく、人間関係は信頼を基盤に成り立っています。人間関係の基本でつまずいて、評判を落とさないように気をつけることです。
体験談/仲間はずれにされるのには理由がある

ママ友に仲間はずれにされるとか、無視されるとか被害者ぶって言う人がいますが、その中には、それなりの理由がある人もいると思います。
子供の通ってる幼稚園にも、幼稚園のお迎えには度々遅れるし、子供を他の家に預けても約束の時間にお迎えに来ないというママがいます。
また、借りたお金もなかなか返さないルーズなママもいます。最初はママ達も普通に接していましたが、最近はママ友グループからそのママを仲間はずれにしてしまいました。
自業自得だと思うので、かわいそうとも思いません。(20代、幼稚園児のママ)
ポイント
時間や約束を破ると仲間はずれにされますので、そのようになる前に早めにママ友に連絡をすることです。
ママ友やママ友の子供の真似をしたため仲間はずれ
自分や子供と同じものをママ友やママ友の子供が身につけても、全く気にしない人がいる一方で、人が自分と同じものを着たり、持ってたりするのは、絶対に許せないというママ友もいます。
特に、子供を自己実現の代替としているママの中には、子供をかわいく着飾り、周囲から評価されることに喜びを感じているママもいます。
そのようなママにとって、自分の子供の真似をされる事は、自分の領域を侵されることと思ってしまうのです。また、自分や子供の個性が損なわれると思い、逆隣に触れてしま恐れがあるわけです。
そこでそういった真似をしてくるママは、ママ友グループから仲間はずれにされてしまうのです。
できるだけ親しいママ友の子供やママ友と同じものを買うのは避け、例え買ったとしても、そのママ友や子供と一緒にいるときは、使用しない配慮が必要です。
もちろん自分でお金を出して買うのですから、何を買おうといつ着ようと自由ですが、このようなことが元でママ友同士の揉め事が起き、仲間はずれにされるわけです。
ポイント
仲間はずれにされないために、親しいママ友やママ友の子供と同じものを買うことは、避けるようにしてください。
相手の価値観への配慮が大切
しかしママたちの中には、ママ友と一緒に出かけるときに、ママ友同士または子供同士がお揃いや色違いの洋服を着ることを楽しむママたちもいます。
ママ友同士、お揃いを好んでいるのであれば問題は無いのですが、一方は望み、他方は望んでいないとすると、ここにも新たな火種が生まれることになります。
望んでいないほうのママが、望んでいるほうのママをママ友グループから仲間はずれにするかもしれません。
真似をされて嫌だと思うママがいる一方で、お揃いにしようと誘うママもいるということです。価値観が様々だからこそ、相手の価値観への配慮も大切になってきます。
体験談/子供に可愛い洋服を着せる

以前から親しくしていたママがいます。とてもうまくいっていたのに、同じ歳に女の子が生まれてから、関係がぎくしゃくしてきました。
私は子供に可愛い格好させるのが趣味ですが、私が子供に新しい洋服を着せると、あっという間にそのママ友も同じブランドの洋服を買ってきます。
そのうち同じブランドだけでは済まなくなって、全く同じものを買ってくるようになりました。
周りのママ友からも真似をされているんじゃないと言われ、私もさすがに我慢ができなくなり、「私は子供に人と同じものを着せるのが嫌いなんだけど、同じものを買うのやめてくれない」と言いました。
すると彼女は「あなたがそんなに嫌がってると思っていなかった」と謝り、真似をするのをやめてくれました。
でもそのことがあってからは、一緒にいても気まずくて楽しくありません。(20代、幼稚園児のママ)
ポイント
真似をされても問題ないと考えるママもいます。相手の価値観を配慮し、行動してください。
コミュニケーション不足から仲間はずれ
人は同じ内容のことを話しても、聞き手によって捉え方が違ったり、言葉の解釈にも微妙な違いがあることがあります。
しかも話す側も言いたいことをきちんと伝える言葉を知らなかったり、言いたいことの一部を言い忘れてしまうことさえあります。
つまり、自分の言いたい事をしっかりと伝えているとは限らないですし、たとえしっかりと伝えたとしても、言いたいことがそのまま相手に伝わってるとは限りません。
だからそこで誤解が生まれ、ママ友グループから仲間はずれにされることがあります。
ママ友間でいらぬ誤解を生じないように、自分の気持ちを丁寧に伝えようとする努力と相手の話を真摯に聞こうとするコミュニケーション能力が必要とされます。
ポイント
会話で誤解が生じないように、相手の話を聞き、自分の気持ちは丁寧に伝えてください。
他人と比べないこと
自分はママ友から仲間はずれにされないと思っていても、無意識のうちにママ友に不快な思いをさせてしまい、仲間はずれにされることがあるかもしれません。
それを防ぐ方法は色々あるでしょうが、中でも重要なのは人と比べないことではないかと考えます。
人と自分、人の子供と自分の子供、人の生活と自分の生活などを、人は自分や自分の生活に満足感がないと他人と比べてしまうものです。
しかもそのような精神状態の時にはとりわけ隣の芝生は青く見えるものです。人と自分を比べない事は幸せな人生を送るための秘訣です。
人と比べて劣っていると思うことをモチベーションにして向上するエネルギーに変えることができるのであれば良いと思います。
しかし比べることによって、惨めになったり、妬んだり、自暴自棄になったり、相手の攻撃につながるとしたら、それは何の意味もありません。
ポイント
いくら注意していても、仲間はずれにされることがあるかもしれません。人と自分を比べないことも幸せな人生を送る上での秘訣です。
隣の芝生は見ないこと
ありのままの自分を受け止め、唯一無二だからこそ自分の存在が貴重であることを認識すれば、人と比べること自体が無意味に思えてくるものです。
そしてそれは子供であろうが、夫であろうが同じことです。
足りないものばかりに目を向けて不平不満の人生を送るか、足りない自分もありのまま認めて前を向いて歩くか、どちらが幸せかは明白です。
それでも、自分はそんなに前向きに考えられないと思うのであれば、隣の芝生は見ないに越した事はありません。
体験談/受験の借りを返す

塾が一緒で子供が男の子同士だったので、とても仲良くしていたママ友がいました。
中学受験に向かって一緒に励ましあっていましたが、結局彼女の子供は、うちより偏差値が高い中学校に合格し、私の子供の方が学校の偏差値で負けてしまいました。
私はママ友には言いませんでしたが、負けたという思いは、ずっと晴れませんでした。
その後、久しぶりにそのママ友と会うと、息子さんが中学に入って全く勉強をしなくなったことや、最初の期末テストの結果が散々だったことを話してくれました。
うちの子供の期末テストの成績はすごく良かったです。
学校が違うのに、期末テストの成績を比べてもしょうがないことはわかっていますが、これで偏差値で負けたことが帳消しになったと思いました。(40代、中学生のママ)
ポイント
人と比べてそれをエネルギーに変えることができればいいですが、そうでないなら人とく比べないことです。
心地よく付き合える距離を探る
ママ友グループから仲間はずれにされないためには、細かい事まで気を使わなければいけないのかと、ウンザリされるママも少なくないです。
ママ友とのお付き合いでは臆病になりすぎずに、とはいえ最初から距離を縮めすぎず、お互いが心地よくお付き合いできる距離を探りながら、ママ友との関係を楽しんでいただきたいと思います。
体験談/ママ友名刺を捨てられた

ママ友名刺を作ったので、公園で知り合ったママに渡しました。その時、そのママは笑顔で受け取ってくれました。
そのママは先に帰り、私も帰ろうと思ってふとベンチを見ると、ベンチの上に私の名刺が置いてありました。
「あのママ、さっきバックに名刺をしまってたわよね、しまってたのに、ここにあるということは捨てていったということ?いや、そんなことはないはず。落としただけだよね。でもバックに入れてたから、落とすわけないけど」などと、いくら考えても答えが出るわけでもないのに、何度も何度も考えてしまいました。
でも、もしわざとみんなに見えるように捨てていったのだとしたら、あのママの笑顔は一体何だったんだろうと、怖くなりました。(20代、幼稚園児のママ)
ポイント
ママ友とは心地よい距離を探りながら、お付き合いするほうが楽です。