ママ友に細心の注意を払って付き合っているつもりでも、嫌われることがあります。
ママ友の様子がおかしい、どこかよそよそしいと感じたら穏やかな気持ちでいられなくなります。
それでは、嫌われていると感じた場合の対処法はあるのでしょうか?
簡単に説明していきます。
嫌われていると感じたら冷静に考えてみる
今まで仲良くしていたママ友の様子がおかしい、どこかよそよそしいと感じたり、周囲のママたちも自分を避けているような気がするとなると、嫌われているのではないかと感じ、穏やかな気持ちでいられなくなるものです。
ママ友から嫌われていると感じた時こそ、急いで原因を探ろうとせずに、一呼吸置き、客観的に考えることが必要ではないかと思います。
まずは、ご自分の胸に手を当て、相手のママ友の気に障るようなことをしていないか考えてみる冷静さが必要です。
ポイント
嫌われていると感じたら、まずは冷静になってその原因を考えてみてください。
ママ友に嫌われた時の対処法
嫌われる深刻度にもよると思いますが、ある調査機関が調べたところ、約4割のママはママ友に嫌われたとしても「我慢して付き合いを続ける」と回答しています。
子供への影響を考え、自分の気持ちを抑えようとするママの苦しい胸の内が伺えます。
ママ友に嫌われたときの対処法を下記にまとめました。
ママ友に嫌われたときの対処法
対処法 | 割合 | |
---|---|---|
① | 我慢して付き合いを続ける | 42% |
② | 何もしないで付き合いをやめる | 32% |
③ | 第三者を交えて話し合う | 14% |
④ | 当事者間同士でしっかりと話し合う | 12% |
ママによって嫌われた時の対処法がまちまちであるということが分かると思います。
つまり、正解は無いということです。結果はどうであれ、ご自分が納得できる対処法を選択することが最善だと考えられます。
体験談/ママ友に嫌われるようになった
仲良しだったママ友が急によそよそしくなり、私は嫌われるようになりました。子供同士の相性が悪く、喧嘩が多くなったのが原因と思います。
そのママは悪口好きのグループに入り、私たち親子の噂を流しているようです。
私の子供は乱暴で一緒に遊ばせるのは危険だとか、私は子供に全くしつけをしていないとか、悪口をわざわざ伝えてくれる人がいるので耳に入ってきます。
最近では、そのグループの他のママたちからも嫌われるようになりました。
私たち親子は公園に行くと、それまで子供を遊ばせていたそのママ友グループのママたちは、私たちがまるで見えていないような態度をとります。
そして「もう帰るわよ」と言って、自分の子供達を連れて帰ってしまいます。
でも、あんなママたちのご機嫌をとるようなことはしたくないので、新しいママ友を作るために体操教室に通い出しました。週に1度ですが、ママ友ができ、うまくやっています。
子供が嬉しそうにしている様子を見ると、頑張らなきゃと思います。
小学校に上がれば、送り迎えをしなくて済むので、卒園までの日数を毎日、カレンダーに印をつけています。(20代、幼稚園児のママ)
体験談/温泉旅行に我が家だけ誘われなかった
最近になって初めて、うちの子供がよく遊んでいる子供達の家族が3家族一緒に、温泉旅行に行ったことを知りました。
しかし、我が家は誘われませんでした。どうやら嫌われているようです。そのことを知った子供は、すごくびっくりしてショックを受けたようです。主人でさえへこんでいます。
私も子供のためと思い、今まで通り振る舞うようにしていますが、実際は相当参っています。(30代、小学生のママ)
ポイント
ママ友に嫌われたときの対処法で正解はありません。ご自分が納得できる対処法を選択するべきです。
ママ友に嫌われる原因は?
それでは、ママ友に嫌われたと感じた時にどのようなことが考えられるのでしょうか?
ご自分の行動を振り返ってみましょう。
下記のような点がないかを確認してみてください。
ママ友に嫌われる原因
- 頻繁にメールやLINEなどでメッセージ送っていないか?
- メールやLINEなどの返信が遅かったり、返信しなかった事はないか?
- SNSなどに無断でママ友やママ友の子供の写真を載せてしまっていないか?
- お金を借りたままにしていないか?
- 借りたまま返していないものはないか?
- 約束を守らなかったり、ドタキャンした事は無いか?
- 自分のプライベートなことを話しすぎた事は無いか?
- 自慢話ととられるようなことを話した事はないか?
- 子供同士がもめた事は無いか?
- ママ友や子供に関する噂話や悪口を言った事は無いか?
- ママ友が言った悪口を本人に告げ口した事はないか?
- ママ友や子供に関する噂話や悪口を他のママが言っているときに、相槌を打ったり同意をした事はないか?
- ママ友やママ友の家族のプライベートな事を他言した事は無いか?
- ママ友やママ友の家族のプライベートな事を根掘り葉掘り聞いた事はないか?
- 頂き物のお礼を忘れていないか?
- ママ友の家を訪ねて、居座っていないか?
- ママ友に子供をしばしば預けたり、お迎えに行く時間が遅くなった事はないか?
- 求められていないママ友の育児に関してアドバイスをしたり、批判をした事はないか?
- 他のママ友と揉めていないか?
- あなたのよからぬ噂が広まっていないか?
- 先生たちと親しげに話した事は無いか?
- ママ友のご主人と親しげに話した事はないか?
いかがだったでしょうか?ママ友に嫌われたと感じた時にチェックしてみてください。
こんな些細なことまでと思われるようなことも含まれているかもしれませんが、ママたちの話からすると、このような小さなことからママ友との関係がうまくいかなくなり、嫌われる原因を作っているようです。
そうは言っても、ママ友の性格やその日の虫の居所、生活環境などによっては、あなたには何の非がなくても、ママ友から嫌われることは往々にしてあります。
ご自分に非があったかどうかチェックをしても、思い当たる節がない場合は、次に挙げる自分に合う対処法の中から試みるのも良いと思います。
ポイント
些細なことでもママ友から嫌われる原因となる場合があります。
ママ友に嫌われたときの4つの対処法を解説
ママ友に嫌われたときの対処法としては、先述したように4通りの対処法があります。
それでは、それらを順に紹介していくとともに、自分がどれに該当しそうかを考えてみてください。
我慢して付き合いを続ける
ママ友に嫌われた原因が全くわからなくても、相手のママ友の方が悪くても、ひたすら子供のためと割り切り、大人の対応をしていく対処法です。
相手のママ友に嫌われていても挨拶だけはきちんとし、ママ友の子供にも普通に接し、悪口も言わず、ママ友と顔を合わせずに済む日が来るまでやりすごす方法です。
しかし、心労のある方は、心身共につぶれてしまわないように、ご自分に合った気分転換をしてください。
ポイント
子供のためと割り切り、そのママ友と縁がなくなるまで我慢する対処法です。
何もしないで付き合いをやめる
ママ友に嫌われたとしても、自分の勘違いではなさそうだと思ったときには、まずは自分に非がないかどうかチェックしてみてください。
それでも嫌われる原因に思い当たる節がない場合は、そのママ友とお付き合いを続けることが、子供や自分にとってどうしても必要かどうかを考えてみてください。
もし、無理をしてまで付き合う必要がないと思えば、できるだけ早く気持ちを切り替えて前に進みましょう。
ただし、相手のママ友があなたを嫌っているわけではないのに、あなたが誤解して嫌われていると感じている場合もあるかもしれません。
例えば、ママ友の様子がおかしかったのは、たまたま体の調子が悪かったり、機嫌が悪かったり、落ち込んだりしていただけかもしれないのです。
ママ友に嫌われていると決めつけないで、じっくり考え、くれぐれも早合点をしないようにして下さい。
体験談/よそよそしかったママ友が戻ってきた
仲良くしていたママ友が、急に冷たい態度をとるようになりました。
そのママ友に嫌われていると感じた瞬間でした。理由は全くわかりませんが、私は面倒なことが大嫌いなので、そのまま放っておきました。
すると、 2ヶ月ぐらい経った頃にそのママ友は、また普通に私に声をかけるようになりました。
「この人、おかしいんじゃないの」と思いながらも、以前のような関係に戻りました。そのママ友に何も期待していなかったのが良かったのかもしれません。(20代、幼稚園児のママ)
ポイント
自分に非がないのであれば、無理にママ友と付き合わないという対処法もあります。
第三者を交えて話し合う
ママ友に嫌われるからといって、ママ友とのお付き合いを止めるにしても、嫌われている原因が分からないままだと、モヤモヤが晴ないと思う場合には、第三者を交えて話し合うのもよい対処法です。
第三者が入ることにより、お互いに冷静な話が出来ることもあります。もし、会って話をする勇気がないと思われるのでであれば、相手のママ友の周囲のママに聞いていただくのも1つの方法です。
しかし、その場合は、ママ友の人選を慎重に行わないと、逆に大きなトラブルになり、さらに嫌われる原因になるかもしれません。
相手のママ友の気持ちを確認するメリットは、真実を知ろうとするためばかりでなく、相手のママ友があなたに関する噂話を真に受けていたり、あなたの方が嫌われていると誤解をしている場合もあるからです。
ポイント
嫌われている原因が分からないなら、第三者を交えて話し合う対処法もあります。その場合の第三者は慎重に選んでください。
当事者間同志でしっかりと話し合う
憶測をめぐらし、悶々として時間を過ごすのであれば、勇気を出して相手のママ友の気持ちを直接聞くのも良いでしょう。
たとえ嫌われていることに関しての問題解決には繋がらなくても、嫌われる原因がわかれば、関係修復をするにしても、少しの間距離を置いてみるにしても、お付き合いを止めるにしても対応策を選択しやすいからです。
しかし、話し合うことにより問題解決につながる可能性があると同時に、第三者がいないため、感情的になって問題が複雑化するリスクがあることも覚悟しておかなければいけません。
相手のママ友と話すときには、相手を一方的に非難するのでなく、まずはあなたの気持ちを素直に話し、相手の気持ちにも真摯に耳を傾けることが大切です。
相手が話しているときは、反論したいことや弁解したいことがあっても、最後まで相手のママの話を聞いてから、あなたの意見を言うことが必要です。
ポイント
当事者同志で話し合う対処法もあります。その場合は相手の話をよく聞き、一方的に非難しないことです。
人間関係では気持ちの切り替えが必要
人間関係には自分に非がなくても、理不尽な目に合うことはいくらでもあります。
そのようなときには深く考え込まずに、その経験を他の人間関係に生かせるよう気持ちを切り替えることが必要ではないかと思います。
落ち込んでいる時に、気持ちを切り替えるのは難しいと思われるでしょうが、気持ちを切り替えようと意識するのとしないのとでは、大きな差が出てくるものです。
ポイント
落ち込んでいるときこそ、気持ちの切り替えが必要です。