ママ友トラブルが起こった時に当事者以外のママがどちらかに加担して集団となる場合があります。
一緒になって相手の悪口を言ったり、無視をしたり、迷惑行為をすることがあります。
それでは、集団での迷惑行為を止めさせる方法はあるのでしょうか?
簡単に説明していきます。
集団となって迷惑行為をしてしまう
ママ友の世界では、ママ友トラブルが起きた時に集団となって迷惑行為をしてしまうことがあります。
当事者以外のママが、どちらかのママに加担し、一緒になって相手のママ友の悪口を言ったり、無視や仲間はずれにすることがあります。
自分とは関係がないトラブルなのに、どちらかに加担して、集団となって迷惑行為をするのは何とも理不尽で不公平な話ですが、実際に起こっています。
片方のママ友に加担するママたちは、両者の言い分を聞くのではなく、片方のママからの一方的な主張を鵜呑みにします。そしてあたかも正義であるかのように、もう一方のママに制裁を加えようとすることがあります。
人は1人で考えているときには、冷静で理性的な判断ができていても、集団になると過激で極端な意見のほうに走ってしまい、他人に迷惑行為をする傾向があると言われています。
そして困ったことに、このような場合、本人たちは「周りがそう思っているのだから、自分たちは間違っているわけない」という自信を持っているので、集団で迷惑行為をしたとしても、罪悪感がないことが多いようです。
ポイント
当事者以外のママが片方のママに加担し集団となり、一方のママへ迷惑行為をすることがあります。
どちらかの肩を持たないこと
しかし、標的にされているママにしてみたら、たまりません。こちらの話を聞いてもらおうと思っても、すでについてしまった自分に対する悪印象を覆すのは、難しいことです。
1つの出来事をきっかけにママ友トラブルが発生したとしても、そこに至るまでには、さまざまな経緯がある場合もあり、それは他の人にはわかるはずは無いのです。
つまり、集団での迷惑行為をすることをやめさせるには、あなた自身も含め、ママ自身が最初からどちらかの肩を持つのを避けることです。
たとえあなたが片方のママ友の話を聞くような機会があっても「そのママ友は、そう思っているのだ」と共感してあげる事はあっても、どちらかの肩を持つのは避けたほうがよさそうです。
集団ではなく、最初から1対1であれば、集団ほど卑劣な迷惑行為にはならないものです。
体験談/嘘を言って同情を引く
親しくしていたママ友が、私の印象悪くするような事を多くのママ友たちに広めていることを知りました。
例えば、彼女が出かけるというので、「子供を預かってあげようか」と言うと、「いいよ、大丈夫だから」と言いながら、後日、他のママには「預ける人がいないから、連れて行ったの」と悲しそうに言っています。
私はその現場を見てしまいました。他のママたちはあんなに仲良くしているのに、なぜ預かってあげないだろうと私に悪いイメージを持ってしまいます。
悪口には思われないように、私のイメージを下げるのです。そのようなことが何回か続いたため、私は彼女に事実と違うことを言って私を悪者にするのはやめてほしいとはっきり言いました。
するとそのママ友は、私たちが仲良くしていたグループのボスママとその取り巻きを皆自分の家に呼び、自分が私にいじめられていると泣いて訴えたそうです。
その上、そのママ友の旦那も一緒にボスママの家に行き「妻をよろしくお願いします」と挨拶したそうです。その頃から私はそのママ友のグループたちから無視をされ、迷惑行為を繰り返されるようになりました。
バス停で今まで一緒にいたグループから離れて、1人で子供を待っている時間は、すごく長く感じました。
うちの子供の目の前で、今まで一緒に遊んでたグループの子供たちが、ボスママの家に遊びに行くのを目にするのは、本当に苦しかったです。
特に子供が私に遠慮してか「私も行きたい」と駄々をこねなかったことが余計辛かったです。
私とそのママ友の間のトラブルなのに、彼女の話だけを聞き、私を無視する、そして迷惑行為を集団で繰り返すママ友集団たちには本当に頭にきました。
だからといって弱弱しく見えて、裏でうまく手を回し、周りを手なづけるママ友に勝てるわけがないと思い、闘うのはあきらめました。
そんなことがあってからもう何年も経ちますが、子供はその頃のことを覚えていないみたいです。あの頃の私は幼稚園のバス停の人間関係しか頭にありませんでした。
今思うと、なぜあんなに思い詰めていただろうと思います。あんなくだらないママの集団たちに迷惑行為をされても、どうってことなかったのにと思います。(40代、小学生のママ)
ポイント
集団での迷惑行為にならないためには、まずはあなた自身も含め、最初からどちらかの肩を持つのを避けることです。
人間は集団に属しながら生活する動物
人間は群れを作る動物達と同じように、集団に所属しながら生活をする社会的動物です。
原始の時代にさかのぼれば、厳しい自然の中で生きていくためには、1人より集団で助け合って生きていく方が便利であり、危険から身を守り子孫残していくためにも、集団に属している方が安全だったのです。
しかし文明が発達した現代でも、人は誰かと繋がっていたいという強い所属の欲求を持っていると言われます。
仲間が欲しい、仲間に受け入れられたい、集団に所属したいなどというのも、この欲求があるからなのだそうです。
ママ友が欲しい、ママ友に受け入れられたい、ママ友の集団に所属したいという気持ちは、あながち子供の為だけとは言えず、人間本来の欲求によるのかもしれません。
まとめ
人間は集団に所属しながら生きる動物なので、集団になることはやむを得ないです。しかしだからと言って、集団で1人のママを攻撃することはいけません。